こんにちは、再生パパです。
今回は、個人再生の申し立てに向けて必要な**「車の査定」**について体験したことをお話しします。
現在、私は債務整理の一環として、弁護士さんの指導のもと個人再生に向けた準備を進めています。
その過程で、「所有している車の査定書が必要です」と弁護士から指示がありました。
我が家には私名義の車が2台あります。
1台は私が普段使っている、15万キロ以上を走破した年季の入ったミニバン。外装もボロボロで、乗るたびにあちこちガタついているような状態です。正直、「これはもう査定しても値段なんかつかないだろう」と半ば放置気味でした。
もう1台は妻が使っている軽自動車で、数年前に新車で購入した比較的新しい車です。こちらは日常の買い物や送迎に使っていて、状態も比較的良好です。
地元の車屋での査定トラブル
最初に向かったのは、地元の小さな車屋さんでした。
家の近くで、個人経営のようなアットホームな雰囲気のお店です。そこなら気軽に対応してもらえるかなという期待がありました。
しかし、実際は思ったようにはいきませんでした。
店員さんはすぐに車を一通りチェックして、口頭で「このくらいかな」と金額を提示してきました。私は「査定書をもらえますか?」とお願いしたのですが、ここで思わぬ展開に。
「査定書を出すなら、その価格で車を売ると約束してください」
と言われ、意味がわからず押し問答になってしまいました。私はあくまで個人再生の申請に必要な「書類」として査定を依頼していたのですが、売却の確約がないと書類は出せないという方針だったようです。
最終的には「査定書は出せません」と断られ、お店を後にしました。内心ショックとモヤモヤが入り混じる複雑な気持ちでした。
査定書が簡単にはもらえない理由
帰宅後にネットで調べてみると、査定書を出したがらない理由が見えてきました。
どうやら、査定書を発行すると、その情報だけを持って他店に持ち込まれるリスクがあるため、「冷やかし対策」として断る店舗も少なくないのだそうです。確かに商売上のリスクも理解できます。
最近ではLINEやスマホアプリで簡易査定できる大手も増えていて、わざわざガソリンを使って回るより効率的だと痛感しました。そこで次は、電話で事前に「査定書を発行してくれるか」を確認してから出向くことにしました。
名刺の裏に書かれた査定書…?
ようやく査定書を出してくれるというお店を見つけ、再チャレンジ。
受付後、数分で査定は終了し、担当者から名刺を手渡されました。「おっ、ここはちゃんと対応してくれた!」と思ったのも束の間、名刺の裏を見ると、そこに手書きで金額と項目がざっくりと記載されているだけでした。
私が想像していたのは、企業のレターヘッドが入ったA4サイズの正式書類でしたので、「これで本当に大丈夫なのかな…」と不安になりました。
もちろんその場で「正式な書面はありませんか?」と聞く勇気は出ず、とりあえずその名刺を持ち帰って弁護士に確認を取ることに。
次は妻の車の査定へ
後日、弁護士に確認したところ、「内容がしっかりしていれば、それで問題ありませんよ」との返答をもらえました。少しホッとしました。
次は、妻が使っている軽自動車も同じお店で査定をお願いする予定です。
2台の査定が無事に終われば、個人再生に向けた必要書類の一つをクリアできます。
ひとつひとつは小さなことかもしれませんが、こうして一歩ずつ確実に前に進んでいる実感があります。
おわりに
今回の体験で学んだのは、「査定」と一言で言っても、形式や対応はお店によって全く違うということ。
そして、わからないことは恥ずかしがらずに確認することの大切さです。
この先も色んな壁が出てくると思いますが、焦らず、ひとつずつ乗り越えていきたいと思います。
どなたか同じような状況の方に、少しでも参考になればうれしいです。
今日も一日、頑張っていきましょう!再生パパでした。
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