こんにちは、再生パパです。
7月の家計簿がまとまりました。結果はプラス17万円。
これで、4月末に弁護士さんに相談してからずっと付け続けてきた家計簿も3ヶ月分が揃いました。
家計簿だけでなく、給与明細や保険の返戻金の証明書、固定資産税の評価証明など、さまざまな資料を集め、弁護士さんに提出してきました。
そして先日「無事に裁判所へ申し立てを行いました」と、弁護士さんから連絡がありました。
3ヶ月前、右も左もわからない状態で事務所に足を運んだ自分が、こうして一区切りを迎えられたことに、正直ほっとしています。
申し立て後の流れ
申し立てが終わったからといって、すぐにすべてが片付くわけではありません。
ここからは裁判所が書類を精査し、不足や確認事項があれば追加で提出を求めてくるそうです。
つまり、まだまだ資料集めの日々は続きます。
また、家計簿の作成も引き続き必要とのこと。
私は正直、「最初の3ヶ月分だけ付ければ終わり」くらいに思っていました。
ですが、裁判所が再生計画の履行能力(ちゃんと返済していけるかどうか)を判断するため、継続的に家計管理を証明する必要があるそうです。
妻の疲れと、私の反省
この家計簿づくり、これまでほとんど妻が担当してくれていました。
レシートを集め項目ごとに仕分けしする、一見地味ですが、毎日続けるとなると本当に大変な作業です。
申し立てが終わったとき、妻がぽろっと「もう疲れた、やりたくない」と愚痴をこぼしました。
その言葉に、胸が詰まりました。
今回の個人再生の原因は、私のだらしないお金の使い方や管理不足。
それを立て直すために、妻は本業のほかにアルバイトを二つ掛け持ちし、さらに家計簿まで担ってくれていたのです。
ここまで苦労をかけておきながら、私は「3ヶ月だけだから」と楽観的に構えていました。
本当に申し訳ないと思います。
これからは家計簿は私が責任を持って続けていくと決めました。
妻には少しでも負担を減らしてほしい。
この3ヶ月、彼女に頼りっぱなしだった分、ここからは自分でやる番です。
3ヶ月間を振り返って
3ヶ月前に弁護士事務所を訪ね、最初のヒアリングで借金総額や返済状況、資産の有無を洗いざらい話したあの日。
正直、あのときは「本当に個人再生なんてできるのか?」と半信半疑でした。
それでも、弁護士さんの指示に従い、
・家計簿を毎日つける
・必要な資料を一つずつ揃える
・生活の出費を見直す
そんな地道な作業を3ヶ月続けました。
途中で、保険の返戻金が予想より多くて不安になったり、住宅査定額に頭を悩ませたりもしました。
それでも、弁護士さんと連絡を取り合いながら少しずつ準備を進め、今回ようやく申し立てまでたどり着けたのです。
次のステップ「履行テスト」へ
申し立て後は、履行テストが控えています。
これは、再生計画で決まる返済額を一定期間(3ヶ月~6ヶ月)実際に積み立て、問題なく支払えるかを確認するテストです。
履行テストをクリアできなければ、再生計画が認められない可能性もあります。
ここが正念場です。
今後も家計簿をしっかり管理し、無駄な支出を抑えつつ、子どもや家族の生活の質は落とさないようにバランスを取っていきたいと思います。
最後に
個人再生は、借金を減らすための制度ですが、それだけではありません。
私にとっては、自分のお金の使い方や家族との向き合い方を見直す大きなきっかけになりました。
まだ終わったわけではありません。
むしろ、これから数年間の返済期間こそが本番です。
でも、とりあえず「申し立て完了」というひとつの区切りを迎えられたことに感謝し、また前を向いて進んでいきます。

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