こんにちは、再生パパです。
今回は私が弁護士に個人再生を依頼するまでの流れをまとめておこうと思います。
妻への告白
借金返済が限界に近づいていたものの延滞はまだ一度もありませんでした。
でも「もうすぐ払えなくなる」と確信したとき妻にすべてを打ち明ける決意をしました。
最初は「いつ伝えるか」でずっと悩んでいました。
妻は正社員として日中勤務しており土日祝が休みです。
朝は自分と子供よりも早く家を出ます。
子供がその場にいないときに話すべきだとは決めていました。
平日?休日?朝?夜?直接?LINE?……考えすぎて時間ばかりが過ぎていきました。
結局、伝えたのは休日の朝、子どもがお風呂に入っているタイミングでした。
ベストなタイミングだったかはわかりません。
自分も追い詰められていて焦っていたとは思います。
すべてを話したあと妻の第一声は「気分悪くなってきた」でした。
怒鳴られ、罵られると覚悟していましたが思ったより冷静でした。
過去にも借金が原因で何度かバレて怒られてきました。
「次やったら離婚」と言われ続け、それでも繰り返してしまった自分。
今回こそ終わりだと思っていたのに、妻は離婚しないと言ってくれました。
子どもの存在が大きいのは明らかです。
本音を言えば、自分だって子どものために離婚は避けたいです。
でも、自分のような人間と一緒にいて妻は幸せなのか……と悩みました。
実家への相談、そして最初の弁護士との出会い
妻の助言で実家に相談しに行きました。
かつて借金を肩代わりしてもらったこともあり、母は激怒。
「縁を切る」「離婚して自己破産しろ」「もう帰れ」――そう言われ、車の中で一人泣きました。
「事故死でもして生命保険で返済してもらえたほうがマシかも」とも考えました。
しばらくして母から電話があり「言い過ぎた、ごめん」と泣きながら謝られました。
お金はもう出せないけど一緒に考えてくれると言ってくれて、また泣きました。
個人再生と弁護士選び
家を手放さずに借金を圧縮できる方法がないか調べるうちに「個人再生」という選択肢を知りました。
地元で個人再生に強いとされる弁護士事務所を見つけ、無料相談を予約。
よく言われるように「自己破産をすぐ勧めてくる弁護士」もいるようですが、
私が最初に相談した弁護士は個人再生の実績が豊富で、丁寧に話を聞いてくれました。
iPhone転売やポケモンカード転売についても特に責められることはなく、
冷静に今後の流れや費用について説明してくれました。
-
借金約2,000万円 → 個人再生で300万円に圧縮できる可能性あり
-
手続きに必要な費用:約70万円(分割不可)
-
申立後は「再生委員」がつく場合もあり、その際は+15万円以上の費用が発生
-
受任通知を出せば債権者への返済は一旦ストップできる
その場で契約したかったのですが一度家族に相談するため保留しました。
法テラスとの比較と最終決断
翌々日には法テラスへの予約もしていたので、念のため行ってみました。
ところが、対応した弁護士は自己破産を強く勧めてきて、個人再生の知識も曖昧。
スマホで検索しながら説明する様子に衝撃を受けました。
また法テラスで弁護士費用の肩代わりを利用するには審査に1カ月以上かかること、
その間は返済を続けなければならないこと、
25万円の予納金は別途必要で肩代わりできないことなどを知り、
現実的ではないと判断しました。
弁護士との契約とこれから
妻と母に報告し、最初の弁護士と正式に契約することに。
通帳、保険証書、車検証、住宅ローンの返済予定表などを持参し、契約を済ませました。
今後のやりとりはLINEで行うことになっています。
課題は弁護士費用70万円をどうやって工面するか。
でも、これでやっと「逃げずに向き合う」スタートラインに立てた気がしています。
コメント