【個人再生】はじめての家計表づくりと、夫婦で向き合うお金のこと

こんにちは、再生パパです。
6月が始まりました。個人再生の手続きを進める中で、今月もやるべきことはいろいろありますが、その中でも特に大事なのが「家計表の提出」です。

実はこれまで、家計簿なんて一度も真面目につけたことがありませんでした。
家計はずっと妻に任せっきりで、僕は「お金が足りないな」と思ったら適当に引き出してしまうような、正直ちょっとダメな夫だったと思います。

でも、個人再生という大きな決断をした今、そんな無責任な態度ではいられません。
弁護士さんから「毎月の家計表を提出してくださいね」と言われた瞬間、思わずため息が出ました。
「いきなりそんなこと言われても…」というのが本音です。
でも、やるしかありません。

そこで妻と相談して、5月分から家計簿を本格的につけ始めました。
使っているのは手帳タイプの家計簿。
毎日、レシートを見ながら「これは食費」「これは日用品」と一つ一つ記録していきます。
慣れない作業に、最初はお互いかなり四苦八苦しました。

でも不思議なもので、続けていると少しずつ「お金の流れ」が見えるようになってくるんです。
5月は、車の保険や自治会の年会費などイレギュラーな支出がありましたが、それでもなんとか微妙に黒字で終わることができました。
正直ホッとしましたね。

その後、弁護士さんからもらったExcelの家計表フォーマットに数字をまとめて入力しました。
項目は「食費」「水道光熱費」「通信費」など一通りあるのですが、細かい支出はほとんど「その他」になってしまい、入力しているうちに「これで大丈夫なのか?」と不安に。

結果的に、弁護士さんからは「“その他”が多すぎて何に使ったか分からないので、詳細を教えてください」と返ってきました。
まぁ、そうですよね……。
まだまだ精度は足りていません。

それでも、この作業には意味があると実感しています。
家計に真剣に向き合うことは、今の自分たちにとって再スタートのために絶対に必要なことなんだと。
これまで、妻に丸投げしてきたお金のこと。
これからは、ちゃんと一緒に考えていきたいと思っています。

個人再生は、借金の整理だけじゃなくて、「生活そのものの見直し」が求められる制度なんだと、家計表をつけながら実感しています。
お金の流れを把握すること。使いすぎを防ぐこと。そして、パートナーと同じ方向を向いて話し合うこと。

まだまだ手探り状態ですが、6月もまた、日々コツコツと記録していきます。
いつかこの家計表が「再生への歩み」の証になると信じて。

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