こんにちは、再生パパです。
今日は母の日ですね。
個人再生の手続きを進めている最中ですが、今日は少し心を緩めて、母に「ありがとう」を伝える日にしようと決めました。
節約生活と小さな花束
午前中、近所の花屋さんで小さなカーネーションの花束を買いました。
予算は500円以内。
今の自分にとっては少しだけ勇気のいる出費です。
正直なところ、「またそんなことにお金使って……」と、あとで妻に怒られるかもしれないな、とレジに並びながら内心ヒヤヒヤしていました。
でも、それでも今日はどうしても花を贈りたかった。
お金以上に、大切なことがあると感じたからです。
言葉ではなく、行動で伝える
実家の母は、昔から多くを語らない人でした。
感情を表に出すことも少なく、いわゆる「黙って支える」タイプの人。
だから私自身も、親に感謝の気持ちを素直に言葉にしたことは、ほとんどなかったように思います。
でも自分が親になって、ようやく少しずつわかってきたんです。
毎日作ってくれていた夕飯。
仕事から帰っても家事をこなしていた姿。
どんなに忙しくても、家の中が“整っていた”という安心感。
あれが「支え」だったんだなと、今になってようやく実感します。
子供と一緒に「ばあば」に会いに行く
今日は、妻はバイト。
だから子供と二人で実家に夕飯を食べに行く予定です。
花を買って帰ると、娘が目を輝かせて「ばあばにお花あげるの?」と聞いてきました。
その笑顔を見ただけで、「買ってよかった」と思えました。
娘にも感謝の気持ちを形にすることの大切さを、ほんの少しでも伝えられたかもしれません。
再生の日々の中で大切にしたいこと
個人再生の決意をしてからというもの、毎日が張り詰めたような時間の連続です。
家計を見直し、無駄遣いを徹底的に減らす。
「これは必要か?」と、あらゆる支出に目を光らせる生活。
もちろん大事なことだし、節約はこれからも続けていくつもりです。
でも、感謝のために使うお金だけは「無駄」と思いたくない。
そこまで削ってしまったら、きっと心まですり減ってしまうと思うのです。
「一緒に頑張ろう」のひと言
母には借金や個人再生のことを、すべて打ち明けています。
驚かれるかもしれない、責められるかもしれないと不安でした。
でも、母はただ「そっか」と静かに頷き、「一緒に頑張ろうね」とだけ言ってくれました。
そのひと言が、どれだけ心強かったか。
だからこそ、今日ぐらいは重たい話は抜きにして、
小さな花束を渡して、「ありがとう」と伝えて、
ただみんなでごはんを食べて、笑って過ごしたい。
そんな当たり前の時間を大切にしたいと思っています。
最後に
節約生活の中でも、大事なものは見失わないようにしたい。
そう思える日があることに感謝して。
今日は、母と娘と自分、3人で静かに、でも温かい時間を過ごしてきます。
再生の途中でも、心を込めた「ありがとう」はきっと届くと信じて。
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