【個人再生】節約生活で気づいたちいさな発見

こんにちは、再生パパです。

個人再生の手続きを進めている今、毎日の生活ひとつひとつに神経を使っています。
その中でも、特に意識するようになったのが「節約」です。

昔の私は、週末になると気晴らしにスーパーへ行き、お菓子を数種類まとめて買うのが習慣になっていました。
ポテトチップスにチョコレート、コンビニ限定のスイーツ、あたりめなどもよく買っていた記憶があります。
お酒は飲まないのですが、甘いものやスナック系で「今週もよく頑張った」という気持ちを満たしていたんですね。

でも今、そういった“ご褒美”に使える余裕は正直ありません。


「本当に必要か?」のクセがついた日常

返済のことを常に考える生活の中で、無意識に財布を開くことがなくなりました。
何かを手に取った瞬間、「これは本当に必要か?」「これを買ったあと後悔しないか?」と自問するクセがつきました。

とはいえ、人間ですから甘いものやスナックを食べたい気持ちは当然あります。
「節約=我慢」と思ってしまうと心が折れそうになるときもありました。


ある日の挑戦:じゃがいもでフライドポテトを

そんなある日、台所にじゃがいもが数個残っているのを見つけました。
「これでポテト作れないかな」と思い立ち、初めて手作りのフライドポテトに挑戦してみたんです。

皮をむいて細く切り、油でカラッと揚げて塩をパラパラ。
たったそれだけのことなのに、揚げたての香ばしさとホクホクの食感は市販のスナックとは比べ物にならないほど美味しかった。
しかも、材料費は数十円。
「なんだ、これでいいじゃん」と自然に笑みがこぼれました。


節約は我慢じゃない、「工夫」と「発見」

節約というと「切り詰めて耐える生活」というイメージがありますが、
今回の経験を通して思ったのは、「節約って案外楽しいかも」ということ。

高価なスイーツやスナックを我慢する代わりに、自分の手で何かを作って満足感を得る──
この過程が、ただの倹約ではなく、自分の生活力を鍛える訓練になっているような気がします。

実際、今回のポテトで得た満足感は、350円のコンビニスナック以上だったかもしれません。


小さな達成感が「自信」につながる

個人再生の道は、短くありません。
毎月の家計を見直し、無駄を削りながら地道に返済していく――
この繰り返しの中で、ふと自信を失ってしまいそうになる瞬間もあります。

でも、こういう小さな達成感や発見が、心を前向きにしてくれる支えになっているのは間違いありません。

「今日はフライドポテトを手作りできた」
そんなささやかな成功体験が、「きっと他のことも自分の力で乗り越えられる」と思わせてくれるのです。


未来の自分へ

これからも、無理をせず、できることを少しずつ積み重ねていきたいと思っています。

そしていつか、返済を終えて振り返ったときに、
「あの時じゃがいもでポテトを作っていた自分がいたから、今がある」と笑える日が来ればいいなと思います。

節約は、ただの「支出の削減」ではなく、
生活を自分の手で取り戻す行為なのかもしれません。

今日も、できることをひとつずつ。
それが未来の自分を支える力になると信じて。

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