こんにちは、再生パパです。
私はこれまでにさまざまな種類の借金を経験してきました。消費者金融、後払いサービス、クレジットカード……。どれも一時しのぎのはずだったのに、気づけば雪だるま式に膨らみ、自分でもどうにもならなくなっていました。
そんな中でも、一番後悔している借金のかたちがあります。
それが「クレジットカードのリボ払い」です。
最初は「ラクそう」で選んだ支払い方法
最初にリボ払いを選んだのは、借金がまだ100万円未満だった頃でした。
「月々の支払いが一定で、金欠のときでも安心」
そんな広告の文言に、私はまんまと引っかかりました。
毎月1万円〜2万円の支払いで済むというのは、たしかに魅力的に思えました。
「これならなんとかなる」
「一時的に乗り切って、余裕ができたら一括返済しよう」
そんなふうに軽く考えていたのです。
気づけば“利息の海”に沈んでいた
ところがある日、ふと気になって明細をじっくり見てみたところ、恐ろしい事実に気づきました。
それは、元本がまったく減っていないということ。
毎月きちんと払っているはずなのに、借金の残高はほとんど減っておらず、利息ばかりが引かれている状態。
その仕組みに気づいたときは、全身に冷や汗が流れました。
リボ払いとは、実質的に「借金をずっと抱え続ける仕組み」だったのです。
新たに使えば使うほど、支払いはどんどん先延ばしになり、元本は減らず、利息は積もる一方。
これはまさに、抜け出せない借金ループでした。
自作の「リボ地獄シミュレーター」で現実を直視
私がこの事実に本当に危機感を覚えたのは、自分でExcelを使ってリボ払いの返済シミュレーターを作ってみたときでした。
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借入残高:70万円
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月々の支払い:15,000円
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実質年率:15%
この条件で計算したところ、完済までにかかる年数は7年以上、
最終的な支払総額は約120万円にのぼることが判明しました。
「これ、もう完全に“利息を払うための人生”じゃないか…」
このとき、私はようやく目が覚めました。
リボ払いが「怖い」と言われる理由
リボ払いの怖いところは、金利が高いことだけではありません。
借金の見えにくさこそが一番の問題です。
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「月々の支払いが一定で安心」と錯覚してしまう
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「借金が増えている」ことに気づきにくい
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「元本が減っていない」ことに気づいたときには、手遅れになっている
この3つが揃ったとき、人はリボ地獄に陥ります。
今、借金と向き合っているすべての人へ
私は現在、個人再生という法的な手続きを進めることで、自分の生活を立て直そうとしています。
もう借金で首が回らない日々からは抜け出したい、家族と安心して暮らせる日常を取り戻したい、そう強く思っています。
今、リボ払いを使っている人がいたら、
どうか一度、「今の支払いが本当に自分を救っているのか」を見直してほしいです。
見直すのが怖い気持ち、よくわかります。
でも、見直さなければ、ずっと“搾取される側”に立ち続けてしまうのです。
最後に:過去の自分に言いたいこと
もし過去の自分にひとこと言えるなら、迷わずこう言います。
「リボだけは、絶対にやめておけ。」
借金の中でも、リボ払いは特に“見えない地獄”です。
今この文章を読んでくれているあなたが、私と同じ後悔をしないことを願っています。
そして、もうリボ地獄に陥ってしまっている人へ──
まだ遅くはありません。
一緒に抜け出しましょう。
自分を責めるより、これからどう生きるかを大事にしていきたいですね。
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